住まいる 営業の曽宮です。
去る2/23(金) 北九州市小倉北区にて、
『平成30年度 北九州住宅産業協議会 総会』
に参加させていただきました。
北九州の地元の住宅業者が集まり、同業他社と力を合わせて業界発展に資するため、今後の業界の見通しや事業の計画など、色々なことが話し合われました。
毎回、講師を招いて講演会が開催されます。
今年は、北九州出身の元プロボクサー 鬼塚 勝也 氏が講師として招かれボクシングを始めたきっかけや、現在の活動など、現在アーティストとしても活躍されている鬼塚氏のお話は、興味深いものでした

印象に残った話としては、
■ボクシングは自分のペースで闘えば(闘うことができれば)、勝てるものだと思う。
(ガチガチのファイタータイプの相手との対戦の例を上げて)自分のペースで闘えないことを前提に、ガチガチの喧嘩ボクシングに対して理想的な、距離を取って闘う戦法の練習ではなく、あえて喧嘩ボクシングを何度も、何度も、何度も、何度も、・・・徹底的に練習し、勝利を勝ち取った。
■(『チャンピオンになって見える景色が変わったか?』という質問に対して)
ボクシングを始めたきっかけは、体も小さく、喘息もちで、体が弱い自分のコンプレックスが、チャンピオンになることで変われると信じての事だった。
チャンピオンになって、ベルトは横にあるけど、自分自身は全然変わってなかった。
だからまたそこからチャレンジできた。
上記の事は、経営者 稲盛和夫氏が言われた、
新しいことを成し遂げるには、まず「こうありたい」という夢と希望をもって、超楽観的に目標を設定することが何よりも大切です。
しかし、計画の段階では、「何としてもやり遂げなければならない」という強い意志をもって悲観的に構想を見つめなおし、起こりうるすべての問題を想定して対応策を慎重に考え尽くさなければなりません。
そうして実行段階においては、「必ずできる」という自信をもって、楽観的に明るく堂々と実行していくのです。
という、【ネガティブに準備し、ポジティブに実行】するということにもつながるなぁ、と感じました。
鬼塚氏の今後の夢は、
『自分の世界観を出したアートを世界中の人に見てもらいたい』ということでした。
『故郷、北九州の魅力は?』と質問してみたところ、
『福岡市内とはまた違った、人情味あふれる良い街』
『成人式のことが話題になったりもするが、ある意味凄くエネルギーがあるところ。そのエネルギーが別の方向を向くと良いだろうな』
『逆に発展しないことが魅力的なのかもしれない』
とのことでした。
ボクシングのチャンピオンまで上り詰め、アーティストとしても活躍する鬼塚氏の講演は、彼の人生を通して、自分にはない視点に触れることができ、良い刺激になりました。

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